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では、記事へGO!

その名はオライオン。
さて本題
テスト中の製品も数多くあったことでしょう。この先2020、2021の製品は順調に。とはいかないはず。
そんな心配をしていたところ、僕が2020年ロッドでぶっちぎり一番注目していたエバーグリーンORION(オライオン)に続報が入りました。
つい最近まで値段すら発表されていなかったため年内は無理か…?と勝手に落ち込んでいたのですが、つい先日、突然エバーグリーンのホームページが更新。ついにその値段と各モデルのスペック、発売時期が発表されました。
この記事は現在出ている情報をまとめると共に、私タカシマムザホルモンが個人的に気になる部分もインプレッションして行きます。
未だ多くは語られていないオライオン
そうは言ってもです、実のところまだまだ謎多きロッド。
とりあえず予備知識として知っておくべき情報はこちら
- 菊元さん監修の新フラグシップシリーズ
- トレカT1100Gフルレングス採用
- ついにヘラクレスを超えるロッドが市場に出る
ざっくりここだけ押さえておくべし。
逆にこの3つの情報で興味をそそられない人はこの先の説明を読んでも買おう!とは絶対に(おそらく)ならないので注意。
ほんじゃ、解説していきましょー
の、前に。
やはりご本人による解説が先にあった方が良いでしょう。この先では僕主観の補助的な説明をしていきます。
ここがすごいよ
菊元俊文監修の新フラグシップシリーズ
菊元俊文氏。通称、菊さん。
バスアングラーで知らない人はいないであろう超大御所。
菊元さんのロッドと言えばエバーグリーンのヘラクレスシリーズがあまりにも有名。全国各地でデカバスを仕留めてきた超攻撃的ロッドだ。エバーグリーンのフラグシップモデルと言えば、今江さんのカレイド、菊元さんのヘラクレス。というのが一般常識。
では今回のオライオン、立ち位置はどこ?というと、ヘラクレスの上。というか、ヘラクレスはヘラクレスでオライオンはオライオン。どっちもフラグシップだけど素材だけ見たらどう考えてもオライオンが上。というのが僕の見解。
なぜ自信を持って言えないかというと、正直もう一段高い値段設定だと思っていたから、それと今回の4機種だけでなく、今後オライオンシリーズとして新作を出していく、という菊元さんの発表。かと言ってヘラクレスが廃盤…?とも考えにくい。新素材を取り入れたのはヘラクレスの新作、ではなくオライオン…
まぁ必ずしも上かどうかを決める必要などないんでね。またおいおい。
トレカT1100Gフルレングス採用
その前に、T1100G?なんだいそりゃ。美味しいのかい?というかた向けにまずは解説。
T1100Gとは東レが開発した超高強度33tカーボンプリプレグのこと。通称トレカT1100G。カーボンの弾性率は高弾性になるほど破断強度が低くなり、破損しやすいという常識を壊し、30tより破断強度が高くかつ高弾性高感度である新素材。釣り竿に使われ始めたのは5年ほど前で、通常航空機の部品や競技用レースカー、一部ハイエンドスポーツ用品に使われる。
高強度、にも関わらず超低レジンの高密度ピュアカーボンのため感度、軽さは最高クラス。
まさに夢の素材なのだ。
僕の愛用ロッドだと、同じくエバーグリーンのグランドコブラがまさにこのT1100Gフルレングス(全長)採用のロッド
ただし、T1100Gにも大きな欠点がある。そんな夢の素材なら全部のロッドはそれで作ればいいじゃん!と思うなかれ。この素材、原価が高すぎるのだ。超がつくほどの高級素材。同じマグロでも100円回転寿司と銀座の高級寿司店ではまるでものが違う様に、一般的に釣り竿に使われるカーボンプリプレグと比べてあまりに高い。そのためハイエンドモデルにしか使えない。
ちなみにこれはあまり知られていない話だが、T1100G使用ロッドとして販売するには条件があり、その数字、確かではないのだがブランクス全体に対して8%使うことが条件とされているらしい。
つまり、8%しか使っていないロッドと100%フルレングスで採用しているロッドは全くの別物。かかっているコストに雲泥の差があるということになる。この差はあまりにも大きい。この記事を読んで、T1100Gを使ったロッドに興味を持たれた人は、メーカーの紹介をよく読むことをオススメする。
カーボンプリプレグに興味を持った方、以前アジングロッドの話を書いているときに(なぜか)盛り上がってしまい弾性率の違いや、使われる素材などを書いた記事があるのでこちらも参考にどうぞ。
ヘラクレスを超える素材
上でも触れましたが、今回の機種に使われているメイン素材はT1100G。この素材、エバーグリーンの中でも唯一カレイドシリーズがメインプライとして使っていました。つまりは今江さんの竿です。これがついに菊元さんのロッドで採用される。ヘラクレスとはまた全然違う性能のロッドが市場に出るわけです。ロッドオタク歓喜ですよ。
また、ここまでT1100Gを推しておいて何だが、菊元さん曰く、今回リリースする打撃系ロッドには採用しているが、巻物ロッドなどはまた違う素材を吟味するとのこと。
1モデルずつみていく
では1モデルずつ見ていこう。と言っても公式発表以上の情報は僕も持っていない。FS大阪では触った。一応全部。
OCSC-67ML デジェル

消え入るようなバイトを捉える超高感度。一つ先を行くキャスト精度と操作性を極めた超軽量にして寄せるトルク充分なベイトフィネスの新機軸。
- 全長:2.01m
- 継数:1
- 標準自重(予定値):104g
- パワー:ミディアムライト
- ルアー範囲:3.5~21g(1/8~3/4oz)
- ライン範囲:6~16lb
- 価格:63,000円(税別)
- 8月発売予定
パワー系ベイトフィネス機デジュル。
OCSC-69MH ムーンゲイザー

レングスを感じさせない軽量さと操作性の高さ。シャローカバー撃ちからディープまで最高のパフォーマンスを約束。
- 全長:2.06m
- 継数:1
- 標準自重(予定値):108g
- パワー:ミディアムヘビー
- ルアー範囲:5~42g(3/16~1・1/2oz)
- ライン範囲:10~25lb
- 価格:66,000円(税別)
- 9月発売予定
ややライトなジグ、テキサスに。T1100Gフルレングス採用で強烈にブラッシュアップ
OCSC-69H スターゲイザー

ヘビーカバー、デカバス余裕対応。リニアな操作性。ハイポジションから掛けるフッキング性能。金属的感度と粘り腰を両立したオライオンフラッグシップモデル。。
- 全長:2.06m
- 継数:1
- 標準自重(予定値):115g
- パワー:ヘビー
- ルアー範囲:7~56g(1/4~2oz)
- ライン範囲:10~30lb
- 価格:67,000円(税別)
- 8月発売予定
オライオンの中枢となるジグロッド。触った瞬間その軽さに衝撃を受けた。
OCSC-71H+ ブラックローズ

カバー越しにガツンと掛ける圧巻のフッキングパフォーマンス。瞬時に寄せるトルクとパワー。パワーゲームを制する打撃系ロッド。
- 全長:2.15m
- 継数:1
- 標準自重(予定値):123g
- パワー:ヘビー+
- ルアー範囲:7~84g(1/4~3oz)
- ライン範囲:12~30lb
- 価格:71,000円(税別)
- 9月発売予定
ヘラクレス7?いやいや全く別物です。とてつもなくパワーを感じるスーパーブランクス
以上の4機種が先行販売です。まずは打撃系。というのがさすがジグ番長菊元さん。
オライオン、まだ実釣の映像は少ないのですが、この動画では大活躍してます
総括
さて、今回は令和最強(暫定)であろうバスロッド、エバーグリーンオライオンの紹介でした。
ワクワクドキドキなアングラーも多いはず。コロナの影響も心配されますが、無事夏に販売開始出来ることを祈るばかりです。。。
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クゥうううう…久しぶりにオカッパリやるかぁ????