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あぁ~デカいルアーを投げたいんじゃ~
なんて、はっきりしない動機で買うことになったグランドコブラGTがいつの間にか使い始めて1年以上経過していたのでインプレ記事を起こそうと思った次第。
1年を経て買った当初とは全く違う用途でドンピシャはまったので、その経緯なんかも紹介(という名の懺悔。いや、戒めか)していく。
この記事はざっくりいうとこんな話
「5gテキサスから4ozビックベイトまで一本で扱えるロッド」というコンセプトで開発されたグランドコブラ
すごい!おかっぱりこの1本だけあれば良いじゃん!!
そう思って買った、またはこれから買うあなたに私は言いたい。
グランドコブラで快適に釣りがしたければ5gテキサスも4ozビックベイトも絶対に使うな!!
という話を1年半かけてようやくしっくり来たタカシマムザホルモン君が語るよ。
グランドコブラGTというロッド
エバーグリーンの公式紹介文はこちら
ライトテキサスからラバージグ、ブレーデッドジグ、スピナーベイトという陸っぱりのベイトタックルに求められる基本性能はもちろん、3ozクラスのビッグベイト、ソフトスイムベイトなどのパワーフィッシングにも高次元で対応する、幅広いグランドデザインを持った岸釣りパワーロッドの理想の体現、ヘビー級バーサタイル、グランドコブラBKリミテッドと同一のベストパフォーマンスブランクスはそのままに、装飾や化粧を極限まで廃しコストパフォーマンスを考慮しながらも、ストイックにブランクス本来の強さを追求した質実剛健モデル、グランドコブラGT。
20年に1度の革新的素材、高強度・高弾性率カーボン「トレカ®T1100G」を100%使用したその強靭なブランクスは、高弾性の張りと中弾性の筋肉質な粘りを両立。肉厚ローテーパー設計と相まって全身がムチのようにしなり、陸っぱりからのパワーフィッシングをサポート。ビッグバスをねじ伏せる圧巻のリフティングパワーを実現した。
さらに、1本のロッドを保有する年数の長い陸っぱりアングラーを考慮し、グリップ素材には経年劣化の少ないEVAを採用。そのうえ、ストレートタイプのダブルハンドル仕様で、同じくEVA(セパレートグリップ)を採用したグランドコブラBKリミテッドを超える剛性感を確保している。
また、ガイドはBKリミテッドと同様オールダブルフットタイプを採用しているが、縦さばきに影響を与えるティップ~ベリー部をチタンフレーム・トルザイトリングに、ビッグバスの突進を受け止めるパワーセクションであるバット部を頑強なステンレスフレーム・SiCリングにすることで、より実戦向きのベストなロッドバランスと実用上のタフネスさを実現した。
ブランクスのパワーと粘りを要求されるビッグベイト、スイムベイトはもちろんのこと、1/2オンス以上のスピナーベイト、大型ペンシルベイト、ラバージグ、テキサスリグなど、陸っぱりで直面する様々なヘビーフィッシングに完全対応するグランドコブラGT。ハードな藪漕ぎにもトラブルを抑制するタフネスさ、ビッグバスを余裕で寄せる圧倒的パワー、そして実戦的ハイバランスセッティングから来る高い操作性。タックルをなるべく減らしたい陸っぱり釣行において、機動力をアップさせ、ルアーの選択肢を増やし、キャストの創造性を広げるグランドコブラGTは、陸っぱりでモンスターバスを狙うための最高最良の右腕となるだろう。
と、かなり気合の入った長文がHPに用意されているグランドコブラGT
エバーグリーンカレイドシリーズの中でもその本気度がヒシヒシと伝わってくるが…
購入は2018年8月
ビックベイトスイムベイトとにかく大きくて重いものが投げたい!
そんなわけで白羽の矢が立ったのがグランドコブラGT
周りからの勧めもあり(というかそれが大きな要因だった気が…?)琵琶湖帰りに立ち寄った釣具店で諭吉6枚と交換。
無事(?)お持ち帰りとなったのだった。
ビックベイト用に買ったのだからまずビックベイトでしょ
つーわけで、やっぱこれでしょで投げていたのがダウズスイマー220
https://www.jackall.co.jp/bass/products/lure/joint-big-bait/dowz-swimmer220sf/

220mm 3.6ozの3連結ビッグベイト。多連結ジョイントでありながらキャスト時に回転することがほとんどなく、めちゃくちゃ投げやすい。きれいなカラーリングとそのカラーを最大限生かせるスライド幅のデカさ。好き。
まさにコンセプト通りだやったー!うひょー楽しいー!
と思って使っていた。3投目までは。
重いのである
重い。重いのだ。
そりゃビッグベイトなんだから重いだろっていう話ではなく、キャスト→リトリーブ→回収→キャスト。この一連の動作がそれぞれ重い。
頭の上に「???」こんなマークが浮かんでいた。
投げれない。ということはもちろんない。むしろキャスト時に負荷がかかるとバッドまで素早く曲がりこみ、しっかりと反発してくれる反応速度の速さ。さすがT1100Gの厚巻きで作られているロッドだけあって感動するレベルなのだ。
だがしかし、「ロッドが頑張って投げている」感がとにかくすごい。
言い表すならそう、ジグ単用アジングロッドでキャロを投げてる気分。
[ロッドの性格にルアーがあっていない]という違和感。
3.6ozのジョイントはデカかったかな…
ということで少しウェイトを下げてダンクル
https://www.jackall.co.jp/bass/products/lure/swim-bait/dunkle/

ダウズスイマーより遥かにしっくりきた。が、今一歩。
この時のタックルセッティングは
ロッド:グランドコブラGT IGTC-611XMH
リール:カルカッタコンクエスト300
ライン:フロロ20℔
一切のファースト感がない従順なレギュラーアクションの為使っていて気持ちいのはやはりスイムベイト。
だがしかし、もっと軽いやつ
メイン運用はスイムベイトにしよう。だいたいの方向性が見えた。
ロッドアクション的にはスピナベにも使いたいが、スピナーベイトをカルコン300+フロロ20℔で快適に。は不可能だった。
もっとも同じワイヤーベイトとは言え全く性格の違うチャターベイトをメイン運用したい方はグランドコブラよりファースト感のあるスーパースタリオンがいいと思いますが。
ちなみに
5gテキサスの話どこいった?と思ったあなた。
それ僕も思った。クシシッ
使ったシンカーは5〜14g
ワームはボウワーム8インチ、キッカーバグ4インチ、エスケープツインなどオープン、カバー問わずよく使われるメンツ。
これに至っては先に結論を書くが、オカッパリでは一切いらない。ボートでのカバー撃ちならナシよりのアリ…とも思ったが「あえて」やる必要はない。
素直にジグロッドを買おう。

話はスイムベイトに戻り
カルコン300デカい説
カルコンは上にはどこまでも行けるが、やはり下には限界がある。
当初の予定では4ozビックベイト投げるぞーやったーとなっていたので他の選択肢は考えていなかったが、スイムベイトをメイン運用するなら流石に辛いし巻物もしたいやん。

快適とはほど遠いがまぁできなくもない。
リール考え直そか
その前に決めたい、前提となるラインの太さ。
使いたいメインルアーは1/2ozクラスのスピナーベイト~2ozまでのスイムベイト。ややヘビーな巻物に絞ることにして、そうなるとフロロの14~16℔が欲しいところ。
フロロ16lbということで候補は16メタニウム、スコーピオン200、そしてクラドK…
紆余曲折を経て
最終的にクラドKに決まった。
クラドKに決まるまでも色々と寄り道があったのだが、そこまで書くと長くなるのでまた別の記事で。
急にしっくりきた。レベルアップの音がした。
テレレテッテッテー
クラドKに16lbを巻き、セットしたグランドコブラでステルススイマーを投げた瞬間、世界一有名なあのレベルアップ音が聞こえた気がした。
今までの違和感はなんやったんや…
- イマカツ ステルススイマー
- シグナル デビルスイマー
この二つはウェイト、使用感共にグランドコブラの為のあるのではと思えるほどドンピシャ。正直他のリグをつける気がなくなるレベルの気持ちよさ。もちろん集中力もアップ。
また、ヘビークラスのスピナベもベリーグッド

後日談。というか今回のオチ。
ヒャッホー重いの投げるぜーと勢いで買ったグランドコブラ
結局落ち着いたのは1/2〜1oz前後のスイムベイト、スピナベだった。
イメージと違った。思ってたんと違う。よくあることだが、ここにたどり着くまで一年半かかってしまった自分への戒めとしてこの話を投げるのである。