釣りフェスティバル2021の開催中止が決定
今年の開催時には2021年の日程が発表されていた釣りフェスティバル(旧ジャパンフィッシングショー)の開催が中止になったと発表されました。
理由としてはコロナウィルス感染防止に基づく屋内イベント等の開催基準が定員の50%目標となり、通常規模の開催が不可能。という判断によるものと釣具新聞が伝えています。
個人的にもともと開催は無理だろなと思っていたわけですが、それでも中止と決まってしまえばやはり寂しく、この先を考えると不安が強く残ります。
正直今年(2020年)の開場でさえ無理を押し通しての開催だったと思いますし(行ったけどね)、コロナウィルス、その実態が未だ掴めずにいるであろう状況で何万人も屋内に集めるイベントは到底不可能です。
ここで横浜が中止となれば、恐らくいや十中八九、大阪フィッシングショーも中止でしょう。両者の開催間隔が約1カ月であることを考えると、大阪の発表も近いうちと思っていいと思います。
今年中止になったキープキャストや西日本釣り博は来年も中止となれば2年連続。またこの先開催できるという確信はない為、釣具業界への打撃は相当なものかと思います。
ひとまず僕らが出来ることは感染防止策をしっかりと取った上でしっかりと経済を回すことです。何か釣具メーカーが慈善団体かのように考える人がいますが、メーカーも言ってしまえばただの小さな会社。零細企業です。
多少のダメージでも生きていけるのはせいぜいダイワ、シマノくらいでしょう。他のメーカーは今回の第一波と緊急事態宣言でもはや虫の息です。
来年中止になったフィッシングショーに本来であれば出る予定だった釣具メーカー。正直なところその日までに生き残っているところが果たして何社あるでしょうか。
僕らが思っている以上に釣具業界は脆い。それを意識しつつ、感染拡大防止を最優先に。釣り人一人一人が考える時期に今、立ってます。