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では、記事へGO!
この記事ホバストの記事なんですけどね。
Windows、マックどちらも「ホバスト」が予測変換に出てこなくて、記事書くのにめっちゃ時間かかりました(精一杯の言い訳)
そんな私タカシマムザホルモンの最近のマイブームはイチゴジャムパンと冷やご飯です。
どうぞよろしく。
この記事はざっくりいうとこんな話
以前よりその陰こそあったものの、2020年に入った途端日常的に目にするようになった「ホバスト」
よく耳にするけどつまりはどういう釣りなの?
ミドストとの違いは?
タックルは?
今回はそんな謎多き人気者ホバストの謎を切り開いていく!
ホバストとは
そもそもホバストとはなんぞや??
ホバストとはホバーストローリングの略
つまりは「空中に浮遊する」という意味のホバーと、「漂わせる」のストローリングを掛け合わせたもの。
多数存在する〇〇ストという釣りに共通する、ロッドアクションでルアーにロールアクションをつけるのがコンセプト。
ホバストの他にはミドストやジグスト、ミノストなどなど。
どれも一年を通して効き、特に食いに対してナーバスになる冬や早春の低水温期に特に強いということで、トッププロ達が試合でウィニングパターンとしてきた釣りだ。
トーナメンターと一般のアングラーでそんなにやっていることに違いがあるか?と思う人は多いが、よく見かける一般アングラーの間で流行る釣りはトーナメント界隈で流行り、選手の中でもやる人が増えたため試合での「シークレット」としての意味が薄れた後に「降りてくる」ものが多い。
降りてきた結果、メーカーが専用ルアーを「商材」として世に放つからブームが生まれ、浸透する。
それだけ彼らトーナメンターの世界は我々には想像もつかないような世界なのだろう。
これは完全に余談だが、僕自身ボートに乗り、タックルを揃えて本格的に趣味のバスフィッシングを始める前はトーナメンターという人種を正直甘く見ていた。試合で釣るだけでしょ?と。
関西リザーバーにてボートに乗っていると結構な確率でトーナメンターやメーカーのプロと同じタイミングで浮くことがある。
そんな時必ず「ボッコボッコにしてやろう」とひそかに本気で思って釣りをするのだが、結果、もちろん勝ったことなどはただの一度もない。
毎回「ボッコボッコにされている」のがお約束だ。試合でもなんでもない日ですら全く歯が立たない。これがJBの試合となれば何倍ものプレッシャーと集中力なのだからもう逆立ちしたって敵わないのだろう。
凄まじい。その一言に尽きる。
明日食う為に釣りをする世界は、到底僕程度の人間には想像ができない。
「ホバスト」を一躍表で有名にしたのはこの人
さて脱線しまくった話を今回のテーマ「ホバスト」に戻そう。
上で触れたようなプロの世界で極められたホバストを日常的に目にするようになったのはこの方の功績が大きい。ホバストを仕掛けた人、山岡計文(yamaoka kazuhumi)氏だ。

JBトップ50をはじめとするJB・NBCのトーナメントに多数参戦するトップトーナメンター。2012年JBトップ50第1戦早明浦ダム優勝、JB津風呂湖通算4勝、チャプター奈良通算15勝という戦績を誇る。また地元の池原ダム・七色ダムではチャプターやローカルトーナメントで圧倒的な強さを見せていたことから、池原・七色ダムのリビングレジェンド(生きる伝説)アングラーの異名をとる人物。 池原ダム&七色ダムを有する奈良県下北山村出身で在住で、池原&七色ダムでのプロガイドとして活動するほか、2015年より下北山村においてのバスフィッシングを発展させる目標もあり、下北山村村議会議員としても活動中。
OSPやティムコの人。というイメージ。僕の中ではね。
この釣りを調べる中でまさに本家といえる山岡氏。
スーパーわかりやすい実釣解説の動画があり、もうそれだけ見ていればこんなブログなんか見る必要はないのだが、それを紹介するのはブログの役割なのでインフルエンザ、いやインフルエンサーのタカシマムザホルモンも頑張ります。
超わかりやすい本家の解説実釣動画
画質よし、カメラマンの捉えている画角よし、解説もちろんわかりやすいし。この動画が昨年末に公開されて未だ(2020年3月末)3万再生弱とは信じられない。もっと見て。マジで。
ざっくり解説
どういう釣り?
小型ワームにノーシンカーフックを装着し、ネイルシンカーでウェイトを調整したものが基本形。ネイルシンカーは0.3gなど軽いものが今のところ主流だ。
狙うのはあくまでもピンスポット。
垂直に強く、ベイトの群れに紛れ込ますミドストとはここが大きく違う。
ホバストは撃ちものなのだ。
イメージ的に近いのはスモラバの吊りだろうか。バスの頭上を小さく動き続けるが故に見切られにくく、もどかしくなったバスがつい口を使ってしまう。といった具合。
つまり前提条件としてそこにバスがいること。これが重要になってくる。
釣り方
レイダウンやオーバーハング、スタンプなどバスがここについてるだろうな、というポイントへキャスト。
ロッドを立て、一瞬だけテンションがかかるようなシェイクでロールさせ、弱ったベイト演出する。
ここの概念はミドストと同じ。レンジは50㎝から1m。サイトの釣り、またはその延長といったところだろうか。
ワームの移動は極力小さくしたい。コツはシェイクだ。
テンションをかけたままシェイクしてしまうとどんどんとワームを引っ張ってしまうため、ロッドにテンションがかかるタイミングをわずかにすることを意識しよう。難しいなぁという人は糸ふけをいつもより多めに出してみると感覚がつかめるだろう。
エリアトラウトをしているアングラーなら、マイクロスプーンの表層化デットスローリトリーブをイメージすると理解が早い。
タックル考察
タックルはよりライトなスピニング。自分が持っている中で一番柔らかく、だるさのあるロッドを選ぼう。
ちなみにタカシマムザホルモンの手持ちならこれ
スモラバのタックルそのままですね。FACT61ULSTはソリッドティップかつ、細身ローテーパー高弾性のチューブラーブランクスなため糸ふけを出す釣りにも高次元で対応してくれます。
ダルさでいえばドリフトマスターも全然ありなのだが、同時にミドストが組めなくなること、バスが岸でエビを捕食しているときなんかはリグだけスモラバに変えて釣りを展開しなおせるなどの理由からFACT。
リールは18ステラC2500SXG。回収の速さ、間違いのないドラグ。3lbでも安心。XGなのでミドストには巻きが重くて使いづらいが、サブサーフェイスのホバストにおいては問題ない。
リールに関しては細糸が巻ければ正直何でもいいです。HGかノーマルかは好みが分かれるところだが、あくまでホバストはミドストとは似て異なる釣りなので、ミドスト=ノーマルギアという考えは一度無視したほうがよいだろう。
まぁ僕はミドストもHGでやってますけど。
フック
この釣りを構成するうえで非常に重要なのがフック。
まだ各メーカーとも試作段階?いやいやもう、というかもうすぐ出ますよ!!
【ホバーショット】2020年大注目テク「ホバストことホバーストローリング」専用に開発されたフックがリューギからついに登場
ルアーニュースさんの記事がウルトラわかりやすいのでもうそのまま載せちゃいましょうね。
RYUGIホバーショット。もとはヴェスパなので刺さりは文句なく最高のはず。気を付けていても体のあちこちに刺さるヴェスパ。その実力は体感済みです(痛かった)
下手をしたらまた争奪戦になるかと警戒してます。
僕も使いたいので残しといてね。本当。
ワーム
ホバストに使うワーム、専用となるとまだ少ないですが、これからどんどん増えていくでしょう。
基本的には小型のリアルベイトフィッシュ系。
例えばティムコのスーパーリビングフィッシュ
OSPのマイラーミノー
エバーグリーンのラストエース75
ラストエースはまもなく80サイズが発売されるが、これはエラストマー素材のフローティングモデルなのでよりホバスト向きのワーム!欲しすぎますね。
ちょっと衝撃だったのがカナモが使っていた2wayのホバスト。ベイトフィッシュ+虫のW要素。
この動画の13:30~に注目。なるほどなぁ…考えとしては沈む虫なんだけど、ボートならまた違った意味になるなぁ。勉強になるぜ。これには独歩さんも

後日談。というか今回のオチ。
今回は2020年一番の注目では?と期待しているホバストについて僕なりの見解をたっぷりに解説しました。これでまたリザーバーの魚たちが釣られて更に天才になるとびくびくしてます。一刻も早くバラムで釣らなきゃ。
間違いなく流行るであろうこの釣り、勉強してイキるなら今のうちですよ奥さん。
僕的にはこれからカナモのように沈む虫的な考えの攻略が増えていくと予想。まだまだ楽しみは終わらんね。
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ということ。ふむふむ。